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私と同じ困っている方のお役に立てるよう、書けるうちに書いて行こうと思います!
いよいよ陣痛室へ
陣痛室(=中国語で待産室)に入ったのは12月4日の0時。
映画館で『コクリコ坂』を観終えた1時間後に入院することになりました!
【状況】
- 病院は台安病院
- 台湾の健康保健証ありでの価格です
- 妊娠38週目だけど、赤ちゃんが大きくなっていて、いつ生んでもいい状態なので促進剤を打って分娩することに
- あくまで私個人の場合です。担当のお医者様や状況によって異なると思いますので、ご理解いただけますよう、お願いいたします
- 一部、理解や記述に誤りがあるかもしれません。その際は教えていただければ嬉しいです
陣痛室(待産室)に入るまで
陣痛室にも限りがあるので、電話して空きがあれば入れてもらえます。
「だいたい朝7時、昼12時、夜7時、深夜0時くらいに電話してね」と言われました。空きが出たら、支度をして、5階の陣痛室に入ります。
このドアをくぐった時はドッキドキでしたが、この後が長かった・・・
1階で入院手続きがあるのと、待産室には付き添い人が必要なので、誰か立ち会える人が必要です。
入院手続きには、産婦人科の健診でお医者様からもらう「分娩しましょう」みたいな紙と、手続き費(300元かな?)が必要です。
待産室にもいろいろあるみたいですが、私は個室(12時間1000元)にしてもらいました。これが本当に良かったです。
個室には時計、テレビ、トイレ、洗面台、ソファー(付添人はここで眠れる)があってとても快適でした。
私は結局ここで35時間を過ごすことになったので、かなり助かりました。
昔のMステの再放送とか観ていました。日本語っていうだけでホッとする〜♥
上のお子さんがいらっしゃるようでしたら、LDR(陣痛室と分娩室、回復室が同じ部屋になっている施設)が便利なようです。
陣痛室(待産室)に入ったら
まず、浣腸(人生初・・・涙)と採尿。
そして、ブドウ糖かな?の点滴。
今後は、必要になったらここから薬を投与されていきます。
それから、ここにいる間は、お腹に子宮収縮を聞くのと、赤ちゃんの心音を聞くのの2つ、聴診器を付けられます。
この聴診器、お手洗いに行く度にナースコールをして、外してもらうのですが、お手洗いに行く際にも、付き添い人がいないと外してもらえませんでした。
私は無痛分娩にしたので、麻酔を打ったからだと思いますが、「フラフラして倒れちゃったらどうするの!」とのことでした。
促進剤は、助産師さんの手で!直接子宮に入れてもらいます。
これがめっちゃめちゃ痛くて・・・。
しかも、私はかなりの回数入れられたので、血が出ました。
効いてくるまで、一時間に1回入れられます。
これで効かない場合は、点滴に促進剤を流します。
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全身にまわるので、直接子宮に入れる方が、きっと身体に優しいんでしょうね。
手間がかかってます。
この病院では、子宮口の開きが3センチ未満のタイミングでなら無痛分娩が選択できるようです。
私は2センチの時点でかなり痛がっていて、「こいつ、相当痛みに弱いな。ムリだな・・・」と察したダンナさんが
無痛にしてくれました。(ホントにありがとう!)
同意書を書いたら、麻酔医さんが無痛用の麻酔を打ってくれます。背中に3回。最後にトドメみたいのが「ズーン!」ときて下半身にまわります。
最初はひとつだった点滴が・・・
↓
どんどん増えて行く・・・
点滴に入れる促進剤の量を増やして行きます。
血圧を測りながらひたすら待ちます。
お医者様が定期的に来てくれます。
血にまじっていて気付かなかったのですが、私はいつのまにか破水していました。(羊水かどうか、リトマス紙みたいので見てくれます)
子宮口は、やっと3センチまで開いていました。
お医者様に「破水してから24時間(←ここ間違ってるかも?)に本陣痛が来ないと良くないのと、子宮口が2センチ開くまではゆっくりでいいけれど、3センチからは早いペースで開くことが必要。ここでもう一度、直接子宮に促進剤を入れて、2時間以内に本陣痛が来なかったら、帝王切開にしましょう」と言われました。
「帝王切開!? むりーーー!!」涙
帝王切開の可能性があるので、飲食は禁止となります。
ここで、日本から来ていた母親が弱めのマッサージしてくれました。
人肌に触れてリラックスしたからか、ここから一気に本陣痛が訪れました!
さすがは本陣痛、めっちゃ痛い!
すかさず、麻酔を流すボタンを押します。痛みが和らいでいきます。
ここからはどんどん子宮口が開いていきました。
7センチくらいから、助産師さんにいきむように言われました。
助産師さんに、夫婦で子宮口を広げる方法を教えてもらって、頑張ります。
9センチまで開いたとき、赤ちゃんの髪の毛が見えるようになったらしいです。すごっ。
ここでお医者様が来て、分娩室に入ることに。
いよいよです!
待産室に持って行って良かったもの
- 冬は寒かったりするので、暖かい格好で!
- バナナなどの果物
- 飲料(ストロー必携。寝たまま飲めるようなストローがあったらいいかも)
- 少量を何回かに分けて食べられるような携帯食、ゼリー状のもの
- 部屋で焚くアロマオイル
「いいのかな?」と思ったけど、逆に助産師さんたちに褒められました - スリッパ
悪露で汚れても良いものを。
私は、お気に入りのオーガニックコットンのを持って行ったら、汚れてしまって悲しかったです - 無印のアロマディフューザー、ずっと焚いてました、大活躍!
分娩・入院については
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「台北・台安病院「分娩室&入院施設の見学ツアー」へ」
「ざっくり書きます!台湾の産科で「分娩」」
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